スイーツを楽しむのに、紅茶も良い組み合わせですね!
世界では様々な品種の紅茶が飲まれていると思いますが、日本でも緑茶意外のお茶と言えば紅茶も外せ無い存在です!
紅茶は世界30余ヵ国で生産されていますが、それぞれの国の産地によって個性が有ります。
産地について
有名なダージリンなどは北東インド、ブータンとネパールに挟まれた東ヒマラヤの山系高地で生産されていますし、アッサムは北東インドブラマブトラ河流域に拡がり世界でも最大級の生産地です。
スリランカ(セイロン)もまた有名な紅茶の産地ですが、南部中央山脈一帯に主な産地が広がり、標高によって区分され高地産茶ではヌワラエリア、ウバ、ディンブラ、ウダブセワラなどが有り、中地産茶ではキャンディなど、低地産茶ではルフナなどが栽培されてバランスの良い茶葉が収穫されて居ます。
南インド(ニルギリ)インド大陸の南端近くニルギリ(ブルー・マウンテンの意)高原で生産されるスッキリとした香味はクセのない風味です。
中国でもキーモンと言うかっては世界3大銘茶と言われて生産されて居ました!
今ではその中国の烏龍茶もなかなか良いですが、スイーツを楽しむと成ると紅茶に軍配があがるのではないでしょうか?
今現在世界で生産されている、お茶と名の付く製品の三分の二は紅茶のようですが、皆さんの生活の中に静かに浸透して来ているのでしょうね!
ちょっと歴史を!
ご存知かもしれませんが、紅茶の木は緑茶や烏龍茶と同じツバキ科の常緑樹で、原産地は中国大陸の南西部・雲南省を中心に広い地域で栽培されて居ます。
中国では古くからお茶が飲まれて居ました。
17世紀にオランダによって初めてお茶がヨーロッパに伝えられたと言われています!その当時は緑茶でしたが、イギリス人によって紅茶が開発にされたとしています。
1662年にチャールズ2世の元に嫁いで来た、ポルトガルの王女キャサリンが中国のお茶と道具とその当時貴重な砂糖を持参して来たのが、宮廷に喫茶の習慣をもたらしました!
お茶に貴重品である砂糖を入れて飲むという贅沢な習慣が、上流階級の間で流行りそれが今やイギリスの国民飲料となったのです。
美味しい紅茶の入れ方
さてそんな紅茶ですが、一般的なティーバッグの物とリーフティーの2種類とあります。
それぞれ特徴があり、美味しく淹れるためのルールがあるんです!
先ずはティーバックですが、ポットとカップにお湯を注ぎ温めておく!
次にティーバッグ一袋(カップ一杯分になります)入れると人数分用意しポットに入れお湯を注ぎます。
フタをして1〜2分程蒸らします。
それからそっと数回振ってゆっくりと取りだします!
ひとり分をカップで入れる場合は、ソーサーなどを使用して蓋をし蒸らす様にしましょう!
次にリーフティーの場合には、お湯を湧かしポットとカップにお湯を注いで温めておきます!
茶葉の場合はティースプーン山盛(2,5グラム〜3グラム)くらいが、丁度よい一杯分になります。
それから沸騰したお湯を注ぎ4分程蒸らします(小さい葉の場合は3分程)。
そしてスプーンで葉を起こすように軽く混ぜて、茶漉しなどを使用してカップに注ぎます。濃さが均一になるように注ぎ分けて最期の一滴まで注ぎます!
紅茶の保存
紅茶の保存に関しては、高温や湿気は紅茶の品質を傷い劣化の原因にもなります!密封用器に入れて、涼しくて乾燥した所で保存して下さい。
また、紅茶は吸臭性がつよいので、臭いの強い物と一緒に保存するのは避けた方が良いです!
お気に入りなスイーツを紅茶の香りと共に楽しむことが、1日の中での寛ぎの時間にして、ゆったりと心地良い気分になる!
そんなひと時を過ごすのも良いんじゃ無いでしょうか?
今日は、お気に入りの一品と紅茶で美味しく楽しいスイーツタイムを!